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報恩寺 (盛岡市)[ほうおんじ]
報恩寺(ほうおんじ)は、岩手県盛岡市にある曹洞宗の寺院。山号は「瑞鳩峰山」と号し報恩禅寺と称する。本尊は釈迦如来。境内にある五百羅漢で有名である。大光山聖寿禅寺、大宝山東禅寺、宝珠盛岡山永福寺、雍護山教浄寺とともに盛岡五山(盛岡五個寺とも)の一つとされる。 ==歴史== この寺は、1362年(貞治元年)南部守行の開基、通山長徹の開山により、1394年(応永元年)に南部守行によって陸奥国三戸郡に創建されたと伝えられる。1601年(慶長六年)南部家二十七代南部利直の時、盛岡に移るに当たりこの寺も現在地に移された。江戸時代には近隣地域の僧録所の任に当たった。 1869年(明治二年)6月23日、盛岡藩家老、楢山佐渡は奥羽越列藩同盟から離脱し新政府側についた久保田藩を攻めた秋田戦争の責を負い、当寺の本堂において切腹形式で刎首された。 1917年(大正六年)9月8日、政友会総裁・原敬を祭主として戊辰戦争殉難者50年祭が開かれた。
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